community welfare
わたしたちは、地域で生まれ、そこでさまざまな人と出会いお互い支えあいながら、暮らしています。そんな日々の暮らしの中で、どうしても自分や家族だけは解決できない困りごとに直面することがあります。
地域福祉活動の目的は、困りごとがおきたとしても、これまでつくりあげてきた家族、友人、知人との関係を保ち、文化やスポーツ、芸術、趣味などの社会的な活動に参加できることで、誰もが自分らしく、誇りをもって、まちの一員として普通の生活を送ることができるようになることです。
地域福祉を進めるために必要なことは、在宅での暮らしを支援するいろいろな福祉サービスを整備することだけではありません。 地域の人々の結びつきを深めるために助け合いや交流活動を盛んにすること、道路、公園、商店街などを誰もが利用しやすいものとすることなどが、とても大切です。
地域福祉の実現には、一部の福祉関係の専門機関だけでなく、ボランティア活動やまちづくりに取り組む市民の方々、保健・医療、住宅、建設、商工業にたずさわるさまざまな専門家、団体の方々、そしてあなたの協力が必要です。